医師から診断を受けた訳ではありませんが、、
長男は おそらく夜驚症ではないかと思います。
いつから夜驚症の症状が出だしたのかハッキリとは覚えていないのですが、、おそらく2歳頃?
その症状が顕著に出だした頃に
「絶対普通の夜泣きじゃない」という感じがして調べたところ、
「夜驚症」という言葉に出会いました。
まさにコレだ!と思いました。
私から見ると長男は、そもそも生まれた時から
「睡眠が下手な子」でした。
寝かしつけにも時間がかかるし、1〜2歳になっても私がそばから離れる気配で起きてしまう程、眠りが浅くて過敏なタイプでした。
睡眠下手な長男は2歳頃には昼寝をしなくなりました。その分、夜に集中して寝ているのか?というと疑問で、、
今でも夜中にむくっと起きて布団に座っていたりします。眠りの浅い体質なんだと思います。起きると私を探したり、お茶を欲しがったりして、その後すぐに寝てくれます。
↑このように大人しく起きて自分で眠り直してくれる時というのは、もちろん夜驚症の症状が出ていない時です。
「そうではない起き方」の時、とても夜驚症っぽいのです。私が夜驚症ではないかと思った症状について少し触れておきます。↓
長男はまず、絶叫して起きるところから始まります。
泣いている顔はすごく辛そうですが、目は開いていません。その後、急激に体が動き出します。
仰向けのバタフライの様にバタンバタンと足を布団に叩きつけます。水揚げ直後のビチビチしてるマグロみたいです。
「なんて言っているか聞き取れない」事も多いのですが、何か泣きながら話しています。
言葉をうまく話せない年齢の時から、この様な不思議な夜泣きの時があったのですが、その時は今日は夜泣きがヒドイな〜くらいにしか思っていませんでした。
ではなぜ、「普通の夜泣きでは無いかも」と感じたのかというと、、、
ある夜の事です。
「ブロック壊さないでー!」と夜泣き中の言葉がしっかりと聞き取れた日がありました。
寝ているんですから、ブロックなんてありません。それで私は大泣きの原因が夢にある事を知りました。
「これ、起きてないの?!まだ夢を見てるみたい..」と感じました。
すぐ泣き止むなら「寝ぼけていたのかな?」のレベルなんでしょうが、長男はずっと夢を見ながら泣き叫んでいます。
その内に、
「あっち行かないでー!」とか
「帰りたくないー!」とか、、
夢が変わったらしくて叫ぶ内容も変わっていくんです。
それに対して私が、
「ブロック壊れてないよ」
とか、
「それは夢だよ?」
とか話しかけても反応は一切無かったです。
起きている時ならちゃんと反応して言葉でコミュニケーションがとれますが、今はどんなに揺すったり話しかけても「ハッ!」と正気に戻る事はありません。
起きてからしばらくは、長男の話している(叫んでいる)内容は支離滅裂で、会話にもなりません。立って動き回りはしないけど、寝転んだまま、足をバタバタし暴れているので落ち着くまではただ怪我をしないように枕や布団を周りに置いて見守ります。
夜驚症は5分とか10分とかで落ち着くと言われています。
長男の場合は、
「抱っこ出来る状態」になる程度で、まだまだ大泣きしたままでした。
最初の10分で
「パニック状態」が終わり、
その後「大泣きモード」に入るという感じです。
結局いつも泣き止むのに1時間近くかかっていました。夜中に1時間全力で泣かれるのは精神的にも肉体的にも疲弊します。
夜驚症の様な泣き方をするのは毎日ではありませんでした。何日も続く時もあるけど、週に一度程度の時もあるし、何週間も無い時もあります。でも、一度症状が出ると数日程度は続く事が多かった様に思います。
夜驚症の症状が、
一番酷かった時期があります。
それは2歳半〜の3歳半くらいの1年間です。ちょうど次男が生まれて、長男が赤ちゃん返りをしていた頃でした。
やはり、精神的な不安やストレスが起因しているのかなと思います。
この頃は毎日絶叫して起きるので、私も夜中ビクビクしてうまく眠れなくなっていました。更に次男も頻回授乳中だったので、W夜泣き状態が続き、このままでは体がもたないと思って実家の母に応援を要請しました。
しかし、夜泣き中だと息子二人とも私しか受け付けなかったので、結局夜泣きは一人で乗り切る事になりました。でも、昼間の家事のサポートを母にお願い出来たので、W夜泣きの日々をなんとか乗り越えられたのだと思います。
私と兄を育てた「育児経験者」の母ですが、長男の夜泣きの様子にすごく驚いていました。スヤスヤ寝ていたはずの子が急に錯乱状態、パニック状態になって起きるんですから。自分の母が驚いているのを見ると、
「やっぱり変なんだ..」とより不安になりました。
そして、この夜泣きについて誰かに相談したいと思う様になったのです。
長くなってしまったので、つづきは次回に。