お正月の挨拶の為、私たちがいる義実家に兄夫婦が来ていました。
私たち家族の体調不良の事も伝えていたのですが、それでも赤ちゃんを連れて会いに来てくれました。赤ちゃんから離れつつ、兄嫁と少しだけ話をしました。
兄嫁と私は同い年です。
しかも、
「2歳半差の男の子兄弟」を育てる身という同じ境遇になりました。
今、兄嫁のところは、
上の子が2歳9ヶ月、下の子3ヶ月です。
下の子がまだ3ヶ月というと、
夜中に何度も起きて大変だし
上の子は赤ちゃん返りして大変だし...
って時期かな?と経験上思っていましたが、、
聞いてみると、
なんかちょっとちがう?
赤ちゃんはおっぱいもよく飲んでくれるらしく、だからか夜中も割としっかり寝てくれるみたいです。
(アレ?)
上の子も「抱っこが増えた」とか「幼稚園のプレに連れて行くのを嫌がる様になった」とかの変化はあるけど、まだあんまり顕著に赤ちゃん返りが出ていないみたい。だからか、不機嫌な時でさえ、長男くんは「ママじゃないとダメ」とかも無くて旦那さんに上の子を任せられるらしい。
(アレ?)
しかも夜中に赤ちゃんが泣いたりしても、
上の子は起きないらしい。
(アレアレ?)
しかも、2歳9ヶ月の今でも上の子は昼寝してくれるらしい。
(エ...??)
なんか、、
うちの時と全然違う。
次男が3ヶ月の頃の私の記憶を呼び起こしてみますね。
まず、3ヶ月どころか2歳の今でさえ次男は夜中に何度も起きます。
夜、次男が泣くと
長男も(泣きながら)起きました。
赤ちゃん返りの影響か、うちの長男の「激しい夜泣き」(夜驚症)が悪化。
長男次男が
W夜泣きする日々。
そんなW夜泣きにどう対処するかというと、長男は機嫌が悪い時は夫じゃ絶対ダメだから、片手で赤ちゃんを授乳しながら、片手で長男を抱っこして
W寝かしつけコース!!
ひどい時はそれが毎晩でした。
長男は次男を妊娠中から昼寝はしなくなっていたので、
昼間赤ちゃんが寝ていたとしても、
長男の相手で休めませんでした。
更に兄夫婦の様に義実家が近くにあるわけでもないので、周りのサポートはほとんど期待出来ません。
夫に上の子をパス出来れば、赤ちゃんを先に寝かしつけてスムーズに二人を寝かしつけられたかもしれない。でもそれが無理だから、同時に抱っこすると、それはそれで長男が嫉妬して次男に授乳するのをやめさせようとおっぱいを引き抜くんです。
そうなると次男は眠くておっぱいを飲みたいのに邪魔されて泣くしで、永遠にこのやり取りがつづくかと思いながらあやしていましたね。
「やっぱり育児は母親一人でするもんじゃない。
周りを巻き込んでするもんだ。」
って、
この間会った友人が言ってました(笑)
兄嫁から話を聞いて思ったんだけど...
ちょっと例えてみて良いですか?
「育児という大きな山」を登っているのは、みーーんな同じなんだけど、、
道の険しさは山それぞれで
登山の「装備の充実さ」も人それぞれで。
私は実家と義実家から遠距離の東京で、
夫も多忙で不在がちのワンオペで、
ちょっと手のかかる長男と次男に毎日翻弄されている。
これってまるで、
軽装のくせに
単独でエベレストに登ろうとしている
みたいな、無謀な事だったんじゃないかな。
周りを巻き込もうにも、
協力者がそばに見当たらない。 (あっ、夫か!)
それと、、
最近では次男の一時保育の保育士さんが
いわば育児の協力者かも(笑)
でも、次男が0歳代の頃は一時保育を利用してなかったし、長男もまだ入園前だから「密室育児」で「孤育て」してたなぁ。
地元の大阪で結婚した私の友人たちは、
月に1〜2回くらいは自分か旦那の実家に子どもを連れて行くらしいです。
「しょっちゅう孫に会いたいと連絡が来るから面倒くさいけど連れて行く」と言っていました。
そうなると面倒くさいのは想像出来ます。でも月に1回、別に2ヶ月に1回でも
密室ワンオペ育児から解放されるならちょっと羨ましいな〜。
「自分以外の誰かと育児を共有する」ってとても大切。
それが出来ないと、一人で育児を抱え込んで私の様にストレスが溜まる(笑)
軽装で登山に必要な道具はほとんど持ってないのに、「育児の不安」という荷物ばかりどんどん背負ってしまう。
「今日子どもがこんなだった」とか
「子どもの体調が悪そう」とか
些細な事でも、子どもについての話が出来たら抱えていた重荷が少し減ると思う。
一緒に登っているはずの夫のリュックに
「育児の不安」を半分持ってもらいたい。
具体的に言うと、
仕事から帰ってきて疲れていたとしても
今日一日の話を聞いてもらいたい。
「子どもの体調悪そうなん?心配やね。あしたの朝、病院連れて行くの一緒に行こうか?」なんて言ってくれたら、その荷物が
シューーーって軽くなると思う。
でも、うちの夫にこの話をしても心に響きかなさそうだな。。
だから、知らない誰かの旦那さんがこのブログを読んで、どこかの同じ境遇のお母さんの荷物が減ったら良いなと思う。