火曜日の深夜に救急車で病院に行き、
そのまま入院となった長男。
入院一日目だけは、なんとか夫の手を借りられた。
しかし、
その後は仕事の遅れを取り戻す為に
むしろ...
夫は余計に忙しくなり、
頼れなくなってしまいました。
結局...
大阪から実家の母を呼び寄せる事になりました。
母には次男を朝から晩までみてもらい、私は長男にほぼつきっきりで過ごしました。
日数的には、
3日間ほどで退院となりました。
昼間は嘘のように元気ですが、
クループ は「夜間」に酷くなります。
寝ている時に
ケンケンという咳が出始めて、むせて何度か起きます。
この時に吐く場合もあります。
眠っていても、いびきの様な呼吸音もまだずっと続いています。気道がまだ少し腫れたままなのです。
夜間の事が心配だからと
「日曜日くらいまで病院で様子をみますか?」と先生から言われたけれど、
子どもたち(両方)と実家の母の事を考えると...
最短で退院する事を希望しました。
火曜日の夜から来て、金曜日の退院です。
長男も病院生活に飽きて
自宅に帰りたがっていたのもあるけど...
何よりも
次男の方が限界のようだったから。
夜中に起きて、私がいないと分かると
「おかあさんに会いたい」
と大泣きを繰り返していた。
困り果てた母が病室の私に電話をかけてきたので、自宅にいる次男と30分くらいテレビ電話で話したりしていたのだけど、それでもなかなか泣き止まない。
電話越しに「帰って来て」「会いたい」と必死に訴えられる。
落ち着いたかなと、一度電話を切っても
またしばらくするとかかってくる...
やはり実物を見るまでは
次男の気持ちは落ち着かないらしい。
長時間、実家の母を困らせているという事も心苦しい。
帰ると約束し、なんとか長男が寝るまでは待ってもらい、すぐに自宅に戻った。
「家に着いた頃には泣き疲れて寝てたりして?」と思ったが、次男は約束通りガッツリと起きて絵本を読んでいた笑
その後なんとか、次男を寝かしてまた病院に戻った。
遠方に住んでいて、帰省の時しか一緒に過ごさない2歳の孫の世話を、一人でずっとするのは高齢の母にはかなりの負担だっただろう。
退院が決まった時は、母もとてもホッとしている様だった。
(逆の立場なら「知らない土地」の「あんまり知らない家」の「たまにしか会わない2歳児」と数日二人っきりで過ごすなんて不安しかないよな...)
退院日は金曜日で、夫の帰宅は遅い。また夜私一人の時に発作が出ると不安なので、母にはもう少しこっちにいてもらう様にお願いした。
そして昨日、母は大阪に戻った。
そして今朝、退院後初の登園でした。
先生方に事情を話し、
「昼間は咳が出ないと思うが、もし咳が出始めたり、何か変だったらいつでも迎えに来るので連絡して下さい」とお願いした。
そして、次男と自宅に戻ると少しそわそわしてしまう。
もう全然元気そうなので、幼稚園に行く時には心配していなかったけど...
いざ離れると心配になるもんだ。
そして、今後の発作に備えて
ネットで「吸入器」を注文しました。
やはりOMRONが良いのかなと思い、その中でもレビューを見たりしてコレに決めました。
今回、初めての【救急車】と【子どもの入院】を体験して感じた事を書きます。
夜間の発作だった為、そのまま起き続ける事になり、私は丸2日くらいは眠れない状況になった。
同じく食事もしばらくは取れなかった。
そのため、睡眠不足と糖分不足で、頭が全然回らなかった。
その状況の中でも、色々と判断を迫られるんです。キツかった。
入院が決まってすぐは、実家の母を呼ばなくても「頑張ったら乗り切れるかも...?」とか考えていた。
でも甘かった。
ギリギリの体力と精神力で、更に新たなトラブルも起き得る状況なので...
もし、みなさんもこういう状況になった場合は無理せず、余裕を持って、助けてもらえる人員の確保に努めてくださいね。
うちの場合、当初夫は「仕事から早めに帰って来れるかも」なんて言っていた。
だから、次男の事は一時保育(時間制限有り)を二箇所はしごするなどして日中を乗り切れば、夜は夫にお願いしたらイケルかも?と思ったりもした。
しかし、いざ蓋を開けてみると、そんなの全然不可能で夫は仕事で不在。
母が来てくれなければ全く回らなかったという事態。
しかも、本当に判断力が低下して何をしたら良いのか分からないながらに動いていたので、一時保育のお迎えの時間やら何やらと複雑にしていたら、色々と失敗をしでかしていたと思う。
こういう時は、「実家の母に頼む」くらいのシンプルな作業にしておかないと無理だ。
次男の世話をお願いする為、母に
「次男のタイムスケジュール」
「生活上の注意点」
「家の中の物のありか」など、
紙に書いてまとめたのだが、そういう作業も寝不足でするのはなかなか大変だった。
「飴はまだ食べれないよ」とか
「ベランダの鍵は開けられないけど、玄関の鍵は開けれるよ」とか命に関わる重要事項も、普段は何気なく私が気をつけているけど、実母が何を知ってて何を知らないか、思い出すのが大変。
普段から、近くに実家があって頻繁に頼れる家庭じゃないとこういう時にも不便だな。
あと、思ったのは病院と自宅の距離はさほど遠くないが、意外と「病院と家との行き来」がしにくいものだ。
近いから何回も帰れるかな?と想像していたけれど...。
すぐに帰れる距離であっても、長男は寂しがるし...看護師さんにお願いしないといけないし...
部屋の移動があります
この後〇〇します
ごはんの時間です
となるとわざわざそのタイミングで部屋を抜けにくく、タイミングをはかりながらになる。だから、何度も病院を抜ける様なスケジュールを組むのは難しい。
あとは、次男のお風呂の事。
今まで母に頼んだ事が無かった。
だから母も不安そうだったので、夕方には一度自宅に戻り、入浴させる事になった。
自宅に戻ると伝えると長男は「わかった」と送り出してくれる。
でも30分...1時間...と時間が経つとどんどん寂しくなるようで、病室に戻ると「遅い!」と文句を言われた。
片道15分で往復で最短でも30分。
入浴させると小1時間くらいはどうしても病院を離れる事になる。
長男の為に早く病院に戻りたいが、
家に帰ると私に甘えてくる次男の為に
少しでも一緒に居てあげたくなる...
その「板挟み感」すごい...
そうそう、長男の足には常に「赤い光のついたセンサー」が付いており、異常があるとブザーが鳴るようになっている。
私が病室を離れている間というのは
ブザーさえ鳴らなければ
看護師さんが「たまに」部屋を覗くくらいの感じだと思っていた...
それが...
どうやら私がいない間は、
看護師さんが「つきっきり」で見てくれているらしい...
長男が「看護師さんずっと居たよ」と言っていた。
【呼吸系】の事で入院しているからかな?
かなり手厚く看てもらっているらしい。
これを聞いてから、
何度も自宅に戻ったりするのは、忙しい看護師さんに負担をかけてしまうから控えようという気持ちになった。だから、必要なものは最初の一回でドンと運べ、だ。
あと、忘れないように備忘録。
救急車に乗るときにあると良いもの。
↓↓↓
【持ち物】
財布(現金多め)
母子手帳、薬手帳
子どもの着替え
自分の着替え
携帯(充電器)
モバイルバッテリー!
お茶
ちょっとつまめるお菓子かパン
メガネやコンタクトケア用品
タオル
薄手のバスタオル(寒さ対策にもなる)
薄手の上着
「自分の着替え」は、カバンにゆとりがあればって感じだけど、もし入るならゆったりしたワンピースが一枚あるとパジャマ代わりにも使えるし、次の日の着替えにもなるから一石二鳥だと思う。
服装という点で言うと、救急車に乗る時は、入院も想定してゆるめの服が良いと思う。経験して分かったけど、すごく体力的に厳しいから、スキニーデニムみたいなキツイ服だと倒れると思う...少しでも楽チンな服が良いよ。
以上。入院のお話終わりです。